2010年9月20日に皇居外周で「おもいやりライト運動」のランニングイベントが行われた。

毎年政府が主催する秋の全国交通安全運動に呼応する形で、日産自動車が行ったキャンペーンである。

政府が提唱する3つの重点項目の1つである「ヘッドライトの早期点灯」に着目し、歩行者や自転車に乗る人の安全のために、夕暮れ時に点灯するヘッドライトのことを「おもいやりライト」と名づけ、ランニングイベントを実施した。

「早期点灯」はドライバーの視点の視界を照らすだけでなく、歩行者にクルマの存在を知らせる大切な光でもあることをドライバーにわかりやすく伝えることを目的にコミュニケーションを展開。

皇居周辺のランニングスポットで、集まったランナーに反射材の素材でできたメッセージ入りのTシャツをプレゼント。

全員が着用し皇居周辺をランニング、背中でドライバーにメッセージを投げかけた。

これは、交通安全をテーマにした日産のCSR活動ともいえ、できるだけ多くの人に参加してほしいという考えから、社名はほとんど出さずに行った。

【PRのポイント】
日常的にランニングをしている人がメッセージを投げかけ、身近なところからドライバー、歩行者双方、さらにはランナー自身にも注意を促した点