まず、プレスリリース(ニュースリリース)についてご説明します。

プレスリリースとは、会社の活動内容を簡潔に記述し、マスメディアやネットメディアを通じて社会に好評する公式文書です。

PR活動の最も基本的な情報発信手段がプレスリリースです。

プレスリリースは業界でも新しいマーケティングのやり方、画期的な販売手法、珍しい人事制度などの経営に関する案件や、新工場建設、新事務所開設、また新技術・新商品に関する話題、いろんなイベントをニュースにして発信するものです。

作成には一応の原則がある

①ワンテーマ・ワンリリースが原則

②横書き、「A4」サイズで、1~3枚が適当

③会社ロゴなどテンプレート部分は定型化する

基本形を把握しましょう

①テンプレート部分

②日付

③宛先

④発信者

⑤タイトル

⑥リード部分

⑦本文

⑧会社概要

⑨問合せ先

⑩写真やイラスト、グラフなど

このようなものが原則となっていますが、定型はなく、案件の内容や伝えたい重要性により独創的なレイアウト作る事が大切です。

そのため、写真やグラフなどを有効に使用し、忙しい記者が斜め読みで「読んでわかるより見てわかる」がキーワードを記載することが重要です。

ポイントを押さえて、記者から注目される内容に!

●プレスリリース(ニュースレター)の工夫

・社長など経営幹部や商品開発者の個人的なエピソードや、開発の苦労話など、情緒的要素を加味すると、面白い内容となる

・旬な話題や、流行り・トレンドなどを入れると記者の興味を引く

・新商品のプレスリリース後に、その開発の経緯やその後の状況などをお知らせするとつなぎにもなる

・写真やイラスト・グラフなどによりビジュアル的な読み物の印象が強い内容にすると喜ばれる

・自社や自社商品に関連する著名人やタレントのインタビューは話題性を高める(相応の費用は必要)

・「社内報」の内容から旬の話題を選ぶと、社員の登場を増やす事になって、社内でも話題づくりの面でも有効

●配信回数やタイミング

月一回は発信しましょう。

小さな会社の多くは毎月プレスリリースするネタがなく、記者とのコミュニケーションが途切れがち。

しかし、同じネタでも切り口を変えて毎月発信することで、「いつも何かの情報を持っていて躍動感がある会社」という印象を持ってもらえるものです。

情報は自ら開発するものです。

●ホームページにアップ

ほとんどの会社がプレスリリースをホームページにアップし、アーカイブ化しています。

プレスリリースもも同じく、ホームページに掲載して下さい。

アップするだけでもアクセスした読者に諸情報提供する事が出来、外から見て、情報発信量が多い会社との認識が高まります。