「塩を減らそうプロジェクト」はNPO法人日本高血圧協会と新潟県、減塩や高血圧に関する活動をしている食品、医療関連の企業および社団法人7社が共同で発足したものである。

塩ブームの一方で日本人の塩分摂取量は高く、高血圧を引き起こす主な要因として塩リスクがかなり高い。

そうした塩リスクを認知させ、認識を変えるためのプロジェクトとして、以下の3つの目的を設け発足した。

1.塩分のもたらすリスクについて正しい理解を広く普及する。

2.「1に食事、2に運動、3に薬」の考え方を促進。

3.高血圧および脳卒中や心疾患のリスクを低減する。

さまざまなメディアで、広告、イベント、セミナーを展開しているが、減塩が身体にいいことは知っていても、減塩食=おいしくないという印象や、調理の際にどおやって減塩すればよいかわからないという声が多いことから特に食に関連するイベント、タイアップに力を入れている。

2010年に開催したメディアセミナーでは、日本料理店「つきぢ田村」の田村隆氏の協力のもと、塩分を1食2g以下に落とした同店の花見弁当の試食会を開催した。

一般向けには、中食と外食の両面からアプローチ。

3月にはレシピコミュニティー「クックパッド」で「減塩レシピコンテスト」を実施。

プレジデント社が発行する「プレジデント」では減塩を実行している社員食堂を6回に渡り、紹介するシリーズを紹介。

ビジネスパーソンの減塩意識を高めている。

まずは塩リスクの認識を高める認識を高める活動に注力し、将来的には海外の先進国のように業界、あるいは国を巻き込んだ活動にしていくことも視野に入れ活動を行っている。

【PRのポイント】
多くの世代に浸透するように、さまざまな角度から浸透させるように展開している点。