新たなコミュニケーション方法として、インターネットのブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が人気です。

SNSでは「mixi(ミクシィ)」「GREE(グリー)」が有名で、顧客の囲い込みとしても利用されています。

会社のキーマンが発信するブログには重要な情報があるとの期待から、他者企業からも注目が集まります。

社長、事業部門責任者、採用担当者の各関係者が、自分の生の声でタイミングよくブログで発言すれば、多くの人の目に止まります。

しかし、これは誰もが知っているような有名企業に限ったことかもしれません。

企業を立ち上げたばかり、まだまだ会社の知名度は上がってない・・・このような時、もちろんインターネットを使うことも有効ですが、会社のことやサービスのことをより早く・深くターゲットに知ってもらうためには、自社主催のセミナーを開催することをお勧めします

リアルコミュニケーションで信頼につなげる

なぜなら、リアルコミュニケーションにより、ネットやDMなどでは伝わらない自社の実力を余すところなくアピールできるからです。

もちろん、集客にはインターネットを使わない手はありません

ただし、どんなにセミナーページを見られても、興味深く読んでもらわなければ意味がありません。

そのためには、他社との差別化を打ち出すことです。差別化することで、自社への注目度アップを狙うことができます。

もし、あなたの会社が専門性に富んでいたとしても、専門用語は使わずに誰にでも分かる簡単な言葉で表現し、写真、動画、音声など、ネットのツールを十分に活用してください。

コンテンツを十分に作り込んだら、次に、SEO(検索エンジン最適化)・SEM(検索エンジン利用のマーケティング)対策を行います。

その準備として、検索にヒットするキーワードを調べます。広告宣伝費が限られる企業は、SEOやSEMの活用で検索サイトでの上位ランキングの座を獲得するように努力してください

自社の実力を余すところなくアピール!そのためのトーク力

次に、セミナーを開催したとき、話し方を少し工夫することで、相手にとってもイメージ発想ができやすくなります。

例えば、「もしも、◯◯なら~」という仮定の話をすることで、相手は自分の会社・業務に置き換えて聞くことこができます。

そして、大切なことは『自分でもできるかもしれない』『そうなりたい、そうなると嬉しい、助かる、ほっとする』『ひと安心できる、とてもベスト、未来につながる』などのイメージをしてもらうことです。

「もしも、売上が上がったとして、どれを得ることで何を手に入れたい?」

「もしも、それが手に入ったとしたら、どんな気分?」

「もしも、そんな気分になれたら、自分にとってはどうなの?」

途中で、視覚、聴覚、身体感覚を使って具体的にイメージしてもらっても効果的です。

そして、例えば、訪れてくれた人が「自分には無理だ~」と悩んでいるとします。

そんな時に、「もし、できるとしたらどう?」と聞いてみましょう。

相手は一瞬は「えっ」と思うかもしれませんし、混乱に陥るかもしれません。

しかし、それでもいいのです。その後にこう言って下さい。

「仮の話だから」もしも、できるとしたら?

思いこみなどでできないと思っていると、そこで思考もイメージも停止していますから、多くの場合はできる可能性に目を向けることが難しかったりします。

そこで、「もしも?」と付けることで、あくまで仮の話ですから、そこに意識を向けることは出来るのです。

そして、あなたの会社がその人にとって何ができるのか、説明してあげてください

あくまで、その人の企業ではなく、その人にしてあげれらることを話しましょう。

なぜなら、セミナーに参加している人が“今困っている”のですから、まずはそれを解決してあげる(解決してくれそう)と感じなければ、社内に戻ったあとに、「この企業は信用できる」ということを、上司に話すことはないからです。

まずは目の前のことを解決!そして未来を描かせる

セミナーで大切なことは、まず目の前のことを解決してあげて、それを解決したことによって将来どうなるのかイメージさせることです。

これは、ネットや本よりもリアルに向き合ってコミュニケーションをとることのできるセミナーの最大の魅力であり、それは契約率アップにもつながるのです。

フロンティアコンサルティングでは、セミナーの開催から集客、実施からクロージングまでトータルサポート。契約率のアップのお手伝をします